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慶應義塾大学
総合政策学部 准教授
野中葉先生
(IBU NONAKA YO) |
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初級から上級までステップアップするための指標となる検定試験
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)では、キャンパスが開設した1990年から、選択必修の言語科目の一つとして、インドネシア語(本学では、「マレー・インドネシア語」という名称)の授業が設置され、すでに30年以上の歴史を持ちます。SFCで学ぶ総合政策学部と環境情報学部の学生を対象に、毎学期6または7つのクラスが開講し、コンスタントに100人以上の学生が学んでいます。
SFCの言語科目の中心は、週4コマのインテンシブ。マレー・インドネシア語には、初級レベルのインテンシブ1と、中級レベルのインテンシブ2があり、会話と文法を集中的に学ぶことができます。インテンシブ1と2を連続して履修すると、2学期間つまり1年間でインドネシア語の基礎的力を十分に身に着けることができます。初学者で、もう少しゆっくりしたペースで学びたいという学生向けに、週2コマのベーシッククラスも開講しています。初学者向けのベーシック1と、その上のクラスのベーシック2があり、ベーシック1と2で1年間かけて学ぶ内容は、インテンシブ1で半年で学ぶ内容と同じです。ベーシック2を終了した学生は、インテンシブ1を終了した学生と同様に、インテンシブ2に進む資格を持ちます。
インテンシブ2を終えた学生は、上級レベルのスキルクラスに進むことができます。スキルクラスは、週1回。現在、「読解」と「会話」のクラスが別々に開講しており、それぞれ日本人とネイティブの教員が教えています。ここでは、決まった教科書はなく、たとえば「読解」クラスではインドネシアのネットニュース記事を講読したり、「会話」クラスでは東京や神奈川にあるお勧めのインドネシア料理店を紹介するウェブ記事を書いて発表するなど、日常生活でインドネシア語を実際に使いこなし、楽しく学べる工夫がされています。
春休みと夏休みに開講される現地インドネシアでの海外研修も、SFCでのインドネシア語の大きな魅力の一つです。中部ジャワのサラティガという町にあるサティア・ワチャナ大学と提携し、SFCの学生向けに2週間の語学学習のプログラムを実施しています。学生たちは、大学近くのインドネシア人家庭にホームステイしながら、大学に通います。授業は座学だけでなく、町に出かけたり、現地の小学校を訪問したり、サティア・ワチャナ大学の学生たちと交流したり、学んだインドネシア語を実際に活用しながら、インドネシアの文化や生活スタイル、人々の考え方に触れることができます。
インドネシア語検定は、客観的に自分自身のインドネシア語のレベルを知ることのできるとても良い指標です。SFCでは、半年間インテンシブ1を学んだ学生にはE級、2学期間(1年間)インテンシブ1と2で学んだ学生にはD級、また海外研修に参加したり、スキルクラスを受講している学生にはC級、さらにはインドネシア政府のダルマシスワ奨学金や慶應大学の交換留学制度で1年間インドネシアに留学した学生たちにはB級の受検を勧めており、実際に多くの学生が合格しています。受検日が学期の終わりに設定されているので、学生たちはその学期に学んだ内容を試せるよい機会となっています。
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提携: インドネシア共和国教育文化省言語振興出版局
Badan Pengembangan Bahasa dan Perbukuan, Kementerian Pendidikan dan Kebudayaan,
Republik Indonesia (Badan Bahasa)
国際インドネシア語教育学会
Afiliasi Pengajar dan Pegiat Bahasa Indonesia bagi Penutur Asing (APPBIPA)
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