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拓殖大学
政経学部 教授
末延俊生先生
(BAPAK SUENOBU TOSHIO)
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学生のニーズに応える検定試験
「語学学習奨励賞」で合格者を表彰
インドネシア語は英語や西洋の言語と違って、発音と文法が平易で、世界一学びやすい言語かもしれません。拓殖大学では、1、2年次に第二外国語の選択科目として、「インドネシア語」の授業を履修することができます。また、2年ゼミ、3・4年ゼミの「リアルインドネシア」では、インドネシア語技能検定試験の受検対策の授業を行っています。さらに、3・4年次では、「インドネシア語演習1」、「インドネシア語演習2」で、選択科目として会話の授業とリスニングの授業を履修することが可能です。
拓殖大学でインドネシア語を教え始めた当初は、インドネシア語の授業を単なる選択科目の1つとしてとらえ、さらに深めて取り組もうとする学生はそれほど多くありませんでした。学業でもスポーツでも成果を上げるには、まず、しっかりと目標を設定することからスタートします。そして、その目標が本人や仲間にとって価値のあるものであるほど、全力投球することでしょう。そこで、学生たちがインドネシア語を学ぶにあたって明確な目標を設定できるように、2009年度よりインドネシア語技能検定試験の受検対策を授業に導入することにしました。
検定試験の受検対策導入の理由は、単に学習目標の設定だけではありません。試験問題の内容が、日常生活に役立つと同時に、将来、仕事に就いた時に、直接、役立つものばかりだったからです。さらには、インドネシア語技能検定試験は、企業や就職活動の際にインドネシア語の能力を実証するだけでなく、インドネシア語のライセンス(資格)を有する有能な人材であることをアピールできる手段にもなります。
私のゼミでは、学生全員に検定試験の受検を義務づけています。強制する必要はないかもしれませんが、「一回、居酒屋に行く費用で受検できるのだから、価値ある目標に挑戦してみよう!」と学生たちに勧めています。
このようにして、検定試験合格を目標した結果、クラス全体の学習意欲に大きな変化をもたらすことになりました。2009年度から本学の商・政経学部で「第二外国語・語学学習奨励賞」を実施し、インドネシア語技能検定試験D級以上の合格者が表彰されるようになり、2015年度からはD級以上に単位認定されることになったことも、学生の意欲向上に拍車がかかっています。
大学で初めてインドネシア語を履修してE級に合格したある1年生は、その後、2度のインドネシア短期留学を経て見事D級に合格し、現在はC級合格を目指しています。彼は「インドネシア語技能検定試験の合格を通じて、留学を実現することもできた」と胸を張ります。また、2年生のゼミ生の1人は、「就職活動の面接時には、ゼミでインドネシアへ行き、そこで研究したことを大学時代に特に取り組んだ課題としてアピールしたい。だから、検定試験にも絶対に合格したい」と意気込んでいます。こうして、学生たちは就職活動の準備も早くから着々と行っているのです。
昨年は本学から数名の合格者を出すことができたので、新年度はますます受検熱が高まることでしょう。きっと将来「大学時代にインドネシア語を学習し、検定試験を受検することにより、大学生活の1つの成果を残すことができてよかった」と思うに違いありません。
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拓殖大学 単位認定
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提携: インドネシア共和国教育文化省言語振興出版局
Badan Pengembangan Bahasa dan Perbukuan, Kementerian Pendidikan dan Kebudayaan,
Republik Indonesia (Badan Bahasa)
国際インドネシア語教育学会
Afiliasi Pengajar dan Pegiat Bahasa Indonesia bagi Penutur Asing (APPBIPA)
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