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インドネシア語履修できる大学・高校の先生からのお言葉

野村亨先生 慶應義塾大学

総合政策学部 名誉教授


野村亨先生
(BAPAK NOMURA TORU)

第1外国語としてのインドネシア語教育と検定試験の奨励


 1990年、慶応義塾大学は湘南藤沢キャンパス(略称SFC)に総合政策・環境情報の2学部を開設し、新しい時代のニーズに応じるべく、①実践的な外国語運用能力、②コンピュータ運用能力、を基礎科目とする方針を定めました。従来の大学では、英語を第一とし、他の独仏語などを第2外国語とする2本立ての外国語教育が主流でしたが、SFCではこれを根本的に改め、1つの言語を実践レベルまで習得させるという基本方針を打ち出しました。つまりインドネシア語や独仏西中語などを英語と同レベルの第1外国語として位置づけ、週4回のインテンシブ授業で学ばせることにしたわけです。

 「マレー・インドネシア語コース」という名称は、インドネシアに限定せず、広くマレー世界へ目を向け、インドネシア語を基礎としてマレーシアやブルネイなどで話されている様々なマレー語の変種をも使いこなせるようにとの願いを込めて付けられました。本コースは、ベーシック(入門)、インテンシブ1(初級)、インテンシブ2(中級前期)、およびスキル(上級)の4段階のレベルで、このほか、ジャカルタ郊外のインドネシア大学BIPAで開講されるインテンシブ3(中級後期)があり、履修を希望する学生は夏休みに行われる夏季研修旅行に参加して学んでいます。

 ベーシックは、従来の第2外国語に相当する科目で、インテンシブへの導入として週2回開講しています。マレー・インドネシア語に触れてみたい、第2言語として学んでみたいという学生を対象にして最低限のマレー・インドネシア語能力習得に焦点を当てています。毎学期、100~120人の履修者による3クラス編成で、日本人教員による文法解説とインドネシア人教員による会話の授業が行われます。語彙構築、簡単な会話、基本文法のほか、社会・文化的な側面をも学ぶことができ、修了段階でインドネシア語技能検定試験E級合格を目標としています。ベーシックを1学期学習し、さらにスキルアップを図りたい学生には、ジョクジャカルタにあるサナタダルマ大学での海外研修プログラムが用意されており、所定の成績を修めると2単位を取得できます。

 インテンシブ1、2は、マレー・インドネシア語の標準的な能力習得を目的とし、さらに進んだ高度な文法、語彙構築、購読、会話、ライティングスキルなどの多くの面から学びます。授業は週4回で、日本人とインドネシア人教員が担当しています。このレベルを修了すると、専門分野の論文執筆や専門書の読解はやや困難ながらも、マレー・インドネシア語で自分の考えや見方などをかなり自由に表現できるようになります。インテンシブ1修了で検定試験D級、インテンシブ2修了で検定試験C級合格を目標としており、毎年数人の学生が合格しています。

 スキルは、インテンシブ2ないし3を修了し、さらに進んでマレー・インドネシア語の運用能力を高めたい学生を対象としており、修了段階で検定試験B級合格を目標としています。

 本コースでは、各レベルにおける学生自身のインドネシア語習得レベルを客観的に把握するために、インドネシア語技能検定試験の受検を勧めており、過去問題を解く練習も行っています。最近、インドネシア人看護師、介護士が来日して病院等で働くようになり、学生の間でもインドネシア語学習の動機づけになっています。今後、ますますインドネシア語技能検定試験が広まり、より多くの人々がインドネシアに対する興味を持ってくれるよう願っております。


慶應義塾大学

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