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南山大学 単位認定

外国語学部アジア学科
東南アジア専攻 教授]

稲垣和也先生
(BAPAK INAGAKI KAZUYA)

アジアを代表するインドネシア語

 アジアでは1000を超える言語が話されていますが、その中でも話す人が多い巨大な言語として、東アジアの中国語と、東南アジアのインドネシア語があります。日本語も大きな言語ですが、国際社会における中国語とインドネシア語には圧倒的な存在感があります。

 西のカトリック総合大学として有名な南山大学(Universitas NANZAN)の外国語学部には、中国語とインドネシア語を必修とするアジア学科があります。南山大学では、2000年のアジア学科創設以来、アジアの巨大言語である中国語とインドネシア語を総合的に学ぶカリキュラムを提供し続けています。

 南山大学のアジア学科が開講するインドネシア語関連科目について述べると、1年次に週2コマ、2年次に週4コマ、三週間の海外実習(於サナタ・ダルマ大学)、3~4年次に専門的な講義も含めて平均週2コマが、インドネシアおよびインドネシア語の学修にあてられます。

 南山大学では留学のサポートも充実しており、上記のサナタ・ダルマ大学での短期海外実習だけでなく、交換留学協定を結んでいるインドネシア大学およびパジャジャラン大学や、もちろんサナタ・ダルマ大学、協定外のさまざまな大学へ半年~1年間にわたって留学する機会を得ることもできます。

 また、秋に毎年開催される、全国規模のインドネシア語スピーチコンテスト(南山大学外国語学部アジア学科主催)で、詩の暗唱の部ないしスピーチの部に出場してインドネシア語能力のさらなる向上を目指す機会があります。

 上記のような、大学等で学んだインドネシア語の習熟度を試す機会として、インドネシア語技能検定試験がおこなわれていることを大変よろこばしく思います。さらに、インドネシア語技能検定試験で取得した級に応じて南山大学での単位を認定する制度があり(2026年度~)、インドネシア語能力を大学における学業に適用することが可能となっています。

 アジアを代表する地球人のみなさんが、アジアの巨大言語の一つであるインドネシア語を学び続けてくれることを祈念しています。


南山大学  単位認定

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